| 発表テーマ | アスコルビン酸リン酸マグネシウムのメラニン受け渡し抑制効果 |
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| 学会名 | 日本薬学会 第126年会 |
| 発表日 | 2006年3月28〜30日 |
| 開催場所 | せんだいメディアテーク |
| 発表者 | 中間 満雄 |
要旨
メラニンは、皮膚の基底層に存在するメラノサイト(色素細胞)でつくられ、周囲のケラチノサイト(角化細胞)へ受け渡されます。私たちの皮膚の色は、ケラチノサイトへ受け渡されたメラニンの量によって決まります。シミの形成を防いで白く美しい肌に保つには、メラニンの生成を抑えるだけでなく、メラニンの受け渡しを抑えることが重要です。
そこで、メラノサイトとケラチノサイトを一緒に培養し、様々な物質について、メラニンの受け渡しを抑える効果を調べたところ、APM(アスコルビン酸リン酸マグネシウム)に優れた効果があることを発見しました。
APMには、メラニン生成抑制、メラニンの還元、メラノサイト増殖抑制効果の他に、メラニン受け渡し抑制効果もあり、様々なメカニズムによりシミを防ぐことがわかりました。
赤色の蛍光色素で染色したメラノサイトに、ケラチノサイトを加えて培養し、メラノサイト内のメラニンを含む蛍光色素がケラチノサイトへ移動する様子を蛍光顕微鏡で観察しました。
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| 発表テーマ | DNAマイクロアレイを用いたVEPの肌荒れ防止機序の解析 |
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| 学会名 | 日本薬学会 第126年会 |
| 発表日 | 2006年3月28〜30日 |
| 開催場所 | せんだいメディアテーク |
| 発表者 | 小池 俊輔 |
要旨
これまでの研究で、VEP(dl-α-トコフェリルリン酸ナトリウム)が紫外線による肌の様々な障害を防ぐことを明らかにしてきました。そのうち、肌のバリア機能低下の改善に対し、VEPが皮膚の中でどのように作用するかについては不明でした。
肌の水分は、主に細胞と細胞の隙間を通って蒸発していきます。肌の水分の蒸発を防ぐバリア機能を正常に保つには、細胞どうしが密着している必要があります。そのため、細胞どうしは、タイトジャンクションと呼ばれる結合によって密着しています。しかし紫外線を浴びると、この結合が弱くなり、細胞どうしが離れて隙間が大きくなり、水分が蒸発しやすくなってしまいます。
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そこで、紫外線B波(UVB)を照射した肌に対するVEPの効果を、DNAマイクロアレイと呼ばれる遺伝子解析によって調べました。その結果、VEPが存在すると、タイトジャンクションの減少が有意に抑制されることを発見しました。
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| 発表テーマ | ザイモモナス菌培養物のTGF-βレセプター傷害抑制効果 |
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| 学会名 | 日本薬学会 第126年会 |
| 発表日 | 2006年3月28〜30日 |
| 開催場所 | せんだいメディアテーク |
| 発表者 | 田中 浩(医学博士) |
要旨
皮膚に紫外線を浴びると、真皮のコラーゲンが減少し、ハリや弾力が失われてきます。これを光老化といいます。メキシコのお酒から分離された「ザイモモナス菌」が作り出す有効成分に、この光老化を防ぐ効果があることを見出しました。
「TGF-β」は、「コラーゲンを作れ」という命令を肌の線維芽細胞に伝える物質です。線維芽細胞の表面には、この「TGF-β」を受け取る「TGF-βレセプター」と呼ばれる部分があり、そこに「TGF-β」が結合すると、線維芽細胞は積極的にコラーゲンを作り出します。
紫外線を浴びると、この「TGF-βレセプター」は傷害を受け減少します。その結果、線維芽細胞は「コラーゲンを作れ」という命令を受けられなくなり、肌のコラーゲンの生成量は減少します。
ザイモモナス菌が作り出す有効成分(ザイモモナス菌培養物)は、紫外線によるTGF-βレセプターの傷害を抑制します。その結果、紫外線によるコラーゲン生成量の減少を防ぎ、皮膚の光老化を防ぎます。
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| 発表テーマ | 皮下脂肪組織由来幹細胞のメラノサイトへの分化誘導 |
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| 学会名 | 第5回 日本再生医療学会総会 |
| 発表日 | 2006年3月8〜9日 |
| 開催場所 | 岡山コンベンションセンター |
| 発表者 | 長谷川 靖司(薬学博士) |
要旨
幹細胞は、皮膚、筋肉、骨、内臓など、身体のあらゆる組織に存在し、病気、怪我などで損傷した組織を、健康な状態に再生する能力をもっています。現在、この幹細胞を特定の細胞に分化させる技術の研究が進められています。
このような中、藤田保健衛生大学と共同研究を重ね、皮下脂肪組織由来の「幹細胞」に分化誘導物質を加えて培養することにより、シミの原因となるメラニンをつくる「メラノサイト」へ分化誘導することに世界で初めて成功しました。
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