肌の起源、幹細胞に迫る
この幹細胞の研究に取り組んでいるのが「日本メナード化粧品 総合研究所 応用細胞研究グループ」です。
研究がはじまったきっかけや、数々の課題を乗り越えて得られた研究の成果、そして未来への展望などについて、主任・長谷川靖司よりお話します。
研究のきっかけ
日本メナード化粧品 総合研究所 応用細胞研究グループ 主任 長谷川靖司 |
幹細胞の研究は、今最も注目されている再生医療の研究分野です。 そして、幹細胞の研究を、肌の老化防止や美肌を保つ商品へと応用していけたらと、藤田保健衛生大学と共同で研究を開始したのです。 |
大学との共同研究
藤田保健衛生大学病院 |
幹細胞の研究成果をより発展させ、医療の分野で社会貢献につなげていきたい…。メナードではそんな考えのもと、藤田保健衛生大学に寄附を行い、2008年4月1日、寄附講座(研究室)「応用細胞再生医学講座」 を開設しました。皮膚における幹細胞の研究を進めるとともに、皮膚の再生医療の実現に向けた研究もはじめています。 |
研究の試行錯誤
思い返せば、これまで手探りで少しずつ進んできたという感じです。
まずは組織にたくさんある細胞のなかから、幹細胞だけを取り出すということだけでも、かなりの時間と技術を要しました。
最新のフローサイトメーターという機械を導入して挑んだのですが、これは日本に数台しかない、しかもとても高価な機械なんです。まだ幹細胞という言葉さえほとんど耳にしなかったその当時ですから、研究チームの面々はさすがにプレッシャーを感じていました。
フローサイトメーターの導入
国内ではじめて、最新のフローサイトメーターを導入し、幹細胞の分離・誘導に導く研究に成功しました。この装置は、従来の装置の約100倍に相当する、1秒間に3万個の細胞を処理し、その中から幹細胞を分離することができます。幹細胞特有のタンパク質を緑色に発色させることにより、さまざまな種類の細胞の中から幹細胞だけを分離することができるのです。
フローサイトメーター |
幹細胞 |
研究の成果
こうして、やっとの思いで取り出した幹細胞をもとに、研究を進めてきたわけですが、最近、いくつかの大きな成果を得られました。
まず一つは、幹細胞こそが肌のうるおいやコラーゲンをつくる細胞を生みだしているということ、もう一つは、この幹細胞は年齢を重ねると減ってしまい、このことがエイジングにつながるということです。
つまり、幹細胞が美肌のカギを握っている重要な存在であることを突き止めたのです。
肌の起源、幹細胞に迫る
今後の課題は、幹細胞に働きかける成分の研究です。こういった研究は、新たな時代の幕開けを意味すると考えています。今までは、ダメージのある細胞を回復させることを考えていましたが、これからは新しい細胞を生み出す幹細胞をコントロールするというように、概念が変化していく時代と言えます。 |
|

私たちメナードは、幹細胞の研究から新たな可能性を探り、
これからも最先端の研究に取り組んでいきます。
そして、肌が若々しくよみがえるような、
そんな夢の化粧品開発を目指し、
きれいになりたいと願うすべての女性たちを応援していきたいと
思っています。






