太陽光に繰り返し曝[さら]される露出部の皮膚では、被覆部の皮膚に比べてシワやタルミなどの老化現象が早期に現れてきます。このように、加齢による老化に、紫外線の影響が併さって引き起こされる皮膚の変化を「光老化」と呼びます。顔などの露出部の老化現象の原因のほとんど(約80%)は、紫外線であるといわれています。
真皮のコラーゲン線維は、線維芽細胞によってつくられる一方で、酵素によって分解されて代謝されることで一定の量に保たれています。しかし、光老化では、紫外線の影響で酵素が増えて分解が促進され、コラーゲンの生成と分解のバランスが悪くなり、皮膚の老化が進みます。
<おすすめのお手入れ>
若い時から紫外線を過剰に浴びないように注意することが必要です。外出する時は必ず、日やけ止め化粧品で紫外線を防ぐよう、日頃から心掛けましょう。
マッサージもおすすめです。
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