メナード青山リゾートを包み込みどこまでも続く豊かな森…。
木々や草花のみならず、鳥や動物・昆虫など、多くの、そして様々な命を育んでいます。
リゾートでは、この自然の恵みをいつまでも残していくために、常に森の手入れを行ない、森の健康を見守っています。

そんな手入れの中で生まれる間伐材などに命を吹き込み、新しい姿に生まれ変わらせる「森のアーチスト」がリゾートにはいます。

自然文化村 ウッドクラフト講師・立川寛です。
立川が作るのは、木や木の実、そして野の花を使った人形達。
ほぼすべての材料が、リゾートの森の中から生まれています。
森や山の中ではありふれた素材を、独創的な感覚で生まれ変わらせていきます。
材料はリゾートの間伐作業で生まれた木材。
また立川自身も森の手入れを行っており、下木の剪定などで生まれた木材も使用します。
さらに森の中で見つけた木の実や花も使います。
森は素材の宝庫です!
森で集めた素材を使いやすいように加工していきます。
森育ちの材料達です。
これはごく一部で、作業場には他にもたくさんの材料が所狭しと並んでいます。

また 森では取れない材料が必要なこともありますが、その時は、できるだけ土に帰る自然由来の素材を使用しています。
これらの材料の色、形をじっと眺めていると、自然とインスピレーションが湧いてきて、一気に作品を作りあげていきます。

出来上がった作品達は、活き活きとして今にも動き出しそうで、まるで森に住む精霊達のようです。

▼以下、クリックすると拡大写真がご覧いただけます。
出来上がった「バイオリンを弾くウサギ」です。
木の実と小枝を利用しています。
ひとつひとつの作品も可愛いのですが、いくつか作って並べてみると、ひとつの世界が出来上がり、もっと楽しくなります。

例えば…
四匹の奏者と一匹の指揮者を作って並べて見ると、森の動物達の楽団が出来上がりました。
しばらく眺めていると、こんな精霊達が森のどこかにいて、本当に音楽を楽しんでいるんじゃないかと思えてきます。
お部屋が童話の世界になったようです。
外に持ち出し、木の切り株の上に飾ってみました。
自然から生まれた人形達は、自然の舞台も良く似合います!。

お庭を人形達で飾り、ミニチュアワールドを作るのも楽しいかも。
動物だけではありません。
人の人形も作ります。
こちらもたくさんの仲間を作ってみました。
結婚式です。
テーブルに飾れば、テーブルの上が、とても楽しく、にぎやかになります。
こちらは指揮者とピアノ奏者が動物の、人と動物の混成楽団です。

ほほえましい気持ちになってきます。
簡単にひとつの世界を作るなら、小枝で柵を作り、動物達を囲えば「牧場」の出来上がり!。
毎年、干支の動物も作っています。
今年の干支、トラの夫婦です。
実用的な物も作っています。
お箸と楊枝です。
ストラップです。
なるべく土に帰る素材を使いたいので、紐は木綿の紐を使っています。

常に身につけていることができるアイテムなので、常に高い人気を誇っています。
身につけて使うことで、木に味わいが出ててきます。
これは、上のストラップを実際に携帯電話につけて使っているもの。

木に艶が出て、深い色合いになっています。


他にもこんな作品があります。

これらの木製人形は、実はリゾートの自然文化村・ウッドクラフト教室(2000円コース)の中で皆様自身の手で作っていただくことができます。
興味の出てきた方、面白そうだと思った方、是非ご参加ください!!

また立川自身が作った人形は自然文化村・木工館でご覧いただける他、リゾートの各所のショップ、名古屋の「ラリュッシュ 名古屋栄店」で展示・販売しています。