今年の夏は暑い暑いと言っていましたが、あっという間に10月ですね。
10月の初日は肌寒いくらいの冷たい日になりました。
この寒さを吹き飛ばす。自然文化村のイベントのご紹介です。
リゾートスタッフだけでの窯焚きは日本で唯一??
【炎の芸術!! 布引窯 穴窯焚き】
宿泊施設で穴窯を所有しスタッフのみで5日間徹夜で窯焚きを行ないます。
穴窯は陶芸家・鈴木五郎氏の指導・監修のもとに作られました。
11月15日まで穴釜に入れる作品を募集しています☆☆

自然文化村で行う穴窯焚きは12月の第1週目に年に1度行います。穴窯は登り窯よりも歴史の古い形の窯で
伊賀焼や、信楽焼はこの穴窯で焼かれています。門外不出の焚き方で陶芸家たちは作品の出来を競い合います。
【布引窯 穴釜】

そんな穴窯焚きを自然文化村ではスタッフのみで夜通し5日間焚き続けます。
焚き始めから窯の蓋を閉じるまでに約1200足の赤松の薪を使用します。
【一度の窯焚きに使用する約1200足の赤松の薪】

スタッフは1300度という温度を焚き上がりの一つの目安にします。これは熟練の陶芸家でさえ
上げることの難しい温度なのですが、例年この温度に到達し窯の蓋を閉じることに成功しています。
【窯内の様子を見ながら温度を上げていきます。】

窯の中では燃え盛る炎の勢いで赤松の灰が約700点の作品に被ります。
【窯内の燃え盛る炎の様子】

灰は1,300度もの高温で溶けて天然の釉薬となりそれが思いがけない景色となって焼き上がります。
【窯焚き終了後、10日後の窯内の様子】

メナード青山リゾート 2011年 自然文化村 布引窯 穴窯焚き
期間 平成23年 12月5日(月)~9日(土)(窯焚きの状況により変更することがございます。)
場所 自然文化村「布引窯」
作品募集締め切り 11月15日まで
料金 5000円(陶芸穴窯コース)