「美しい肌はどこから生まれるのか」を探求する。
メナードの幹細胞研究

MENARD LAB

美しい肌はどこから生まれるのか。
その秘密を解き明かすべく、
2003年から幹細胞研究に挑み続けてきた
メナード総合研究所。
新たな発見や研究成果を世界へ次々と発信し、
これまで常識だった美容概念さえも今、大きく変わろうとしています。
このサイト「メナードラボ」では、
幹細胞研究の歴史をたどりながら、
仲間とともに繰り広げてきた情熱と挑戦の
ストーリーを紹介します。

STORY 研究ストーリー

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01

幹細胞の秘められた力、
それは未知なる挑戦へのストーリー。

「幹細胞研究をやってみないか?」
2003年、入社2年目の長谷川研究員に白羽の矢がたった。
今でこそ再生医療の分野で欠かすことのできない幹細胞研究だが、
当時はあまり世の中で知られていない時代。
身体の組織を再生する能力をもつ幹細胞は、
美しい肌の起源であるに違いない。
その直感を頼りに、メナードの幹細胞研究はこの男に託された。
幹細胞は皮膚のどこに存在するのか、
研究材料として使いたくても一体どうやって取り出せばよいのか。

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02

幹細胞研究で社会貢献を
未来を輝きに変えていく、
1000人の肌と向き合うプロジェクト。

美しい肌の再生を目指して、
2003年からいち早く幹細胞研究に取り組んできたメナード。
これまでも数々の発見や技術開発を実現しつつも、
肌の再生にはまだ多くの秘密が隠れている。
そこでメナードは、かねてから共同研究を進めてきた
藤田医科大学医学部や名古屋大学大学院医学系研究科などと協力して、
もっと肌の幹細胞のことを知るために
プロジェクトを2018年に立ち上げた。

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03

若々しい肌の美しさと
幸せがループする、
世界初の大発見。

1000人の肌の幹細胞を解析するプロジェクトの前身時代から、
赤松浩彦教授の指導の下、藤田医科大学の研究室にて
実験を重ねてきた堀田研究員。たくさんの肌を解析しているうちに、
彼女はあることに興味をもった。 年齢を重ねていくことで、
同じ年代でも一人ひとりの肌に違いが生まれてくる。
加齢によって幹細胞が減少することは既にわかっていたものの、
その差って一体何だろう、と。
年代を問わず共通して言えることは、若々しい肌は幹細胞の数が多く、
また幹細胞の増殖・分化といった能力(再生能力)が高いこと。

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STORY_01

  • 宮地 克真 主任研究員(写真左)

    研究技術第2部門技術開発部Ⅱ
    応用細胞研究グループ

  • 長谷川 靖司 部門長(写真中央)

    研究技術第2部門技術開発部Ⅱ
    名古屋大学メナード協同研究講座

  • 長谷部 祐一 主幹研究員(写真右)

    研究技術第2部門技術開発部Ⅱ
    名古屋大学メナード協同研究講座

STORY_01 幹細胞の秘められた力、
それは未知なる挑戦への
ストーリー。

  • 美しい肌はどこから生まれるのか?
    その起源に迫る、
    新しい旅のはじまり。

    「幹細胞研究をやってみないか?」
    2003年、入社2年目の長谷川研究員に白羽の矢がたった。今でこそ再生医療の分野で欠かすことのできない幹細胞研究だが、当時はあまり世の中で知られていない時代。身体の組織を再生する能力をもつ幹細胞は、美しい肌の起源であるに違いない。その直感を頼りに、メナードの幹細胞研究はこの男に託された。幹細胞は皮膚のどこに存在するのか、研究材料として使いたくても一体どうやって取り出せばよいのか。 すべてが手探りの状態でのスタートだ。なんとか糸口を見つけようと全国の大学や研究機関、学会へと足を運び、自ら率先して必要な知識と技術を貪欲に吸収していく。これら大学や研究機関の協力も得て、精力的に研究を進めること2年、2005年に幹細胞だけがもっているタンパク質を突き止めた。このタンパク質を目印に肌の中を探してみると、表皮と真皮に幹細胞が存在することを発見。さらには幹細胞を取り出すことにも成功したのだ。これを機にメナードは国内化粧品業界において幹細胞研究のトップランナーとして一気に駆け抜けていくこととなる。

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    すべてが手探りの状態でのスタートだ。なんとか糸口を見つけようと全国の大学や研究機関、学会へと足を運び、自ら率先して必要な知識と技術を貪欲に吸収していく。これら大学や研究機関の協力も得て、精力的に研究を進めること2年、2005年に幹細胞だけがもっているタンパク質を突き止めた。このタンパク質を目印に肌の中を探してみると、表皮と真皮に幹細胞が存在することを発見。さらには幹細胞を取り出すことにも成功したのだ。これを機にメナードは国内化粧品業界において幹細胞研究のトップランナーとして一気に駆け抜けていくこととなる。

  • 瞬く間に歴史が動く、
    世界最新鋭というインパクト。

    メナードの幹細胞研究の歴史をたどった時、間違いなくターニングポイントの一つとなったのが2006年細胞分離装置「フローサイトメーター(FACS)」の導入だ。アメリカから直輸入した最新鋭のFACSは、その当時日本ではたった1台しか導入されていない、最も高性能な機器。その出会いに心躍らせた若手の1人が長谷部研究員だった。導入後、専用装置を使うことで、狙った幹細胞だけを効率よく取り出せるようになり、研究の進展は飛躍的にアップした。 その一方で研究では生きている細胞を扱うため、非常にデリケート。死滅したらもう一度最初からのスタートとなってしまう。毎朝祈るような気持ちで顕微鏡をのぞき込み、50日、100日となかなか結果があらわれずに神社へ神頼みしたこともあった。こうした地道な研究活動の積み重ねがようやく花開き、2006年には加齢とともに幹細胞が減少する事実を、そして2013年には幹細胞自身が自らの居場所(SVA)をつくっていることを発見。長谷部研究員は現在、細胞の不死化をテーマにした幹細胞研究にも大きな成果を生み出している。

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    その一方で研究では生きている細胞を扱うため、非常にデリケート。死滅したらもう一度最初からのスタートとなってしまう。毎朝祈るような気持ちで顕微鏡をのぞき込み、50日、100日となかなか結果があらわれずに神社へ神頼みしたこともあった。こうした地道な研究活動の積み重ねがようやく花開き、2006年には加齢とともに幹細胞が減少する事実を、そして2013年には幹細胞自身が自らの居場所(SVA)をつくっていることを発見。長谷部研究員は現在、細胞の不死化をテーマにした幹細胞研究にも大きな成果を生み出している。

  • 「人を幸せにするイノベーション」
    という称号を、この手に。

    さまざまな幹細胞研究が進められる中、人工皮膚の開発をテーマとした研究に挑むのが、宮地研究員だ。2020年、彼は最先端の幹細胞とゲノム編集の技術を応用した人工皮膚モデルをつくることに成功。これまでできなかった肌荒れやシミなどさまざまな肌悩みを試験管レベルで再現できるようになった。この技術革新が認められ、「人を幸せにするイノベーション」をテーマに美容やヘルスケア分野での活用が期待される最先端の研究として、『Japan Beauty Tech Awards 2021』大賞を受賞。 人工皮膚の研究が世の中の人々の幸せに貢献できる研究であることを再認識できる貴重な機会となった。メナードは今、幹細胞に関する特許出願件数は100件以上におよび、化粧品業界でトップレベルだ。たった1人ではじまった幹細胞研究は現在100人近くの研究員が何らかの形で携わるまでに成長した。 研究員たちが活発にディスカッションを行い、自由な発想やアイデアが生まれるクリエイティブな場所で次なるイノベーションを起こしていきたい。

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    人工皮膚の研究が世の中の人々の幸せに貢献できる研究であることを再認識できる貴重な機会となった。メナードは今、幹細胞に関する特許出願件数は100件以上におよび、化粧品業界でトップレベルだ。たった1人ではじまった幹細胞研究は現在100人近くの研究員が何らかの形で携わるまでに成長した。 研究員たちが活発にディスカッションを行い、自由な発想やアイデアが生まれるクリエイティブな場所で次なるイノベーションを起こしていきたい。

所属・役職は2023年11月時点
インタビュアー:山添 みどり(misto grafico)

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STORY_01

  • 山田 貴亮 主幹研究員(写真左)

    研究技術第2部門技術開発部Ⅱ
    応用細胞研究グループ

  • 石井 佳江 研究員(写真右)

    研究技術第2部門技術開発部Ⅱ
    応用細胞研究グループ

STORY_02 幹細胞研究で社会貢献を
未来を輝きに変えていく、
1000人の肌と向き合うプロジェクト。

  • 1000通りの真実に迫らなければ、
    たどり着けない境地がある。

    美しい肌の再生を目指して、2003年からいち早く幹細胞研究に取り組んできたメナード。これまでも数々の発見や技術開発を実現しつつも、肌の再生にはまだ多くの秘密が隠れている。そこでメナードは、かねてから共同研究を進めてきた藤田医科大学医学部や名古屋大学大学院医学系研究科などと協力して、もっと肌の幹細胞のことを知るためにプロジェクトを2018年に立ち上げた。それが「1000人の肌の幹細胞を解析するプロジェクト※」だ。 産学が連携する取り組みに、藤田医科大学医学部とともに新しい皮膚の再生医療技術の開発を目指す山田研究員は想いを口にした。「皮膚の幹細胞による再生メカニズムを明らかにするために、最先端の技術を駆使しながらより多くのヒトの皮膚における幹細胞の解析を目指しています。そして一番の目的は研究を通しての社会貢献です。皮膚の再生技術の進歩や、健康で若々しい肌を保つ知見など、得られた結果は、学会などで広く発信していきます」。

    ※1000人の肌の幹細胞を解析するプロジェクト(プロジェクトリーダー:藤田医科大学医学部応用細胞再生医学講座 赤松浩彦教授)
    皮膚の再生医療技術の開発を目的とし、皮膚の幹細胞による再生メカニズムを解明する研究プロジェクト。プロジェクト名には、より多くのヒトの幹細胞を解析することで、すべての人に最適な再生医療技術を確立したいとの願いが込められています。

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    産学が連携する取り組みに、藤田医科大学医学部とともに新しい皮膚の再生医療技術の開発を目指す山田研究員は想いを口にした。「皮膚の幹細胞による再生メカニズムを明らかにするために、最先端の技術を駆使しながらより多くのヒトの皮膚における幹細胞の解析を目指しています。そして一番の目的は研究を通しての社会貢献です。皮膚の再生技術の進歩や、健康で若々しい肌を保つ知見など、得られた結果は、学会などで広く発信していきます」。

    ※1000人の肌の幹細胞を解析するプロジェクト(プロジェクトリーダー:藤田医科大学医学部応用細胞再生医学講座 赤松浩彦教授)
    皮膚の再生医療技術の開発を目的とし、皮膚の幹細胞による再生メカニズムを解明する研究プロジェクト。プロジェクト名には、より多くのヒトの幹細胞を解析することで、すべての人に最適な再生医療技術を確立したいとの願いが込められています。

  • 肌、一人ひとり。
    語りかけてくるストーリーに
    耳を澄ませば。

    プロジェクトメンバーの一員として、日頃は藤田医科大学医学部に勤務し、同大学皮膚科の先生と共同で皮膚の幹細胞についての研究に取り組んでいるのが石井研究員だ。主な業務の一つが、皮膚組織から幹細胞を分離して培養すること。幹細胞はどれも扱いが難しく、思うようにいかないこともしばしば。試行錯誤していく中で上手く分離・培養ができると非常に達成感があり、同時に皮膚再生のための新たな研究の可能性につながっていくことに日々やりがいを感じている。 当プロジェクトが実現できたのも、取り組みに賛同してくれた多くの人たちの協力があってこそ。先生ともコミュニケーションを密にしながら良好な信頼関係を築いている。「リアルな医療現場に立つといつも身が引き締まる思いです。たくさんの方々に支えられ、感謝の気持ちをいつも忘れずに、これからもしっかりと取り組んでいきたい」と語る。

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    当プロジェクトが実現できたのも、取り組みに賛同してくれた多くの人たちの協力があってこそ。先生ともコミュニケーションを密にしながら良好な信頼関係を築いている。「リアルな医療現場に立つといつも身が引き締まる思いです。たくさんの方々に支えられ、感謝の気持ちをいつも忘れずに、これからもしっかりと取り組んでいきたい」と語る。

  • 達成したこれからも。
    果てなき挑戦の旅はつづく。

    開始から5年を経て、2023年ついに目標としていた1000人の肌の解析に達する時を迎えた。「本当に毎日の小さな積み重ねで、気がつけば大きな数字となっていました。協力してくださった先生方も同意してくださった患者さまも、研究に関わるすべての方が肌の再生に関わる幹細胞の研究に希望を見出して協力してくださったおかげで、ここまで来ることができたのかなと思います」と石井研究員。1000人という多くの肌を解析することで、老化細胞が幹細胞による再生を阻害する物質を分泌していること、また、老化細胞を適切に除去することが幹細胞による再生を開始させるきっかけになっていることを発見。皮膚の再生メカニズムの全容が見えてきたことで、携わったメンバーみんなが大きな手応えを感じている。その一方で、研究を進めれば進めるほど幹細胞の重要性を再認識したのも事実。1000人分の解析をゴールとするのではなく、これからは一人ひとりの皮膚の幹細胞についてさらに詳しい解析を進め、それぞれに最適な健康で美しい肌を保つための研究や再生技術の開発にチャレンジしていきたい。

所属・役職は2023年11月時点
インタビュアー:山添 みどり(misto grafico)

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STORY_01

  • 堀田 美佳 副主幹研究員(写真左)

    研究技術第2部門技術開発部Ⅱ
    名古屋大学メナード協同研究講座

  • 大形 悠一郎 主任研究員(写真右)

    研究技術第2部門技術開発部Ⅱ
    応用細胞研究グループ

STORY_03 若々しい肌の美しさと
幸せがループする、
世界初の大発見。

  • 世界初「再生阻害物質」の発見は、
    日常のちいさな疑問から。

    1000人の肌の幹細胞を解析するプロジェクトの前身時代から、赤松浩彦教授の指導の下、藤田医科大学の研究室にて実験を重ねてきた堀田研究員。たくさんの肌を解析しているうちに、彼女はあることに興味をもった。年齢を重ねていくことで、同じ年代でも一人ひとりの肌に違いが生まれてくる。加齢によって幹細胞が減少することは既にわかっていたものの、その差って一体何だろう、と。年代を問わず共通して言えることは、若々しい肌は幹細胞の数が多く、また幹細胞の増殖・分化といった能力(再生能力)が高いこと。 1000人の肌を解析した結果、幹細胞の数が少なく、またその能力が低い肌では、老化細胞が蓄積し、老化細胞から肌機能を低下させるさまざまなタンパク質(老化促進物質)がつくられ、分泌されていることがわかった。その肌機能を低下させるさまざまなタンパク質の中に、幹細胞の増殖を阻害するタンパク質と幹細胞の分化を阻害するタンパク質、総称して「再生阻害物質」が存在していることを世界で初めて発見したのだ。

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    1000人の肌を解析した結果、幹細胞の数が少なく、またその能力が低い肌では、老化細胞が蓄積し、老化細胞から肌機能を低下させるさまざまなタンパク質(老化促進物質)がつくられ、分泌されていることがわかった。その肌機能を低下させるさまざまなタンパク質の中に、幹細胞の増殖を阻害するタンパク質と幹細胞の分化を阻害するタンパク質、総称して「再生阻害物質」が存在していることを世界で初めて発見したのだ。

  • これまでの概念を大きく覆す、
    肌のメカニズム・新解釈。

    その一方で幹細胞と免疫、そして老化細胞をメインテーマとする大形研究員は、幹細胞と免疫細胞の培養技術を駆使することで、新たな発見・新事実を突き止めた。肌の機能を低下させてしまう老化促進物質を分泌する老化細胞がいつまでも肌に居座り続けると、肌の衰えが加速してしまう。しかし研究の結果、肌に存在する免疫細胞などによって、老化細胞を除去するメカニズムが働くこと、そして老化細胞が除去されたことを幹細胞が感知し、再生を開始することがわかった。 ところが、年齢とともにこの機能が低下し、老化細胞の蓄積とともに幹細胞による再生の効率が低下してしまうことを突き止めた。つまり、この一連の機能を高めることも、若々しい肌には重要なのだ。肌に本来備わっている、老化細胞を除去して、効率的に「再生」を促すこの機能を「自浄」と名付けた。「自浄」機能は肌の「再生」に匹敵する次世代の美容概念として、大きな脚光を浴びることとなる。

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    ところが、年齢とともにこの機能が低下し、老化細胞の蓄積とともに幹細胞による再生の効率が低下してしまうことを突き止めた。つまり、この一連の機能を高めることも、若々しい肌には重要なのだ。肌に本来備わっている、老化細胞を除去して、効率的に「再生」を促すこの機能を「自浄」と名付けた。「自浄」機能は肌の「再生」に匹敵する次世代の美容概念として、大きな脚光を浴びることとなる。

  • 攻めアプローチと情熱で、
    新たな美しさの扉をひらく。

    長年の歳月をかけて進めてきた幹細胞研究もいくつかのターニングポイントを経て急速に進展。堀田研究員と大形研究員それぞれの研究テーマや手法は異なりながらもすべてが1つにつながることで、幹細胞を起源とした皮膚の再生がどのように進んでいくか、その全体像もつかめることとなった。そしてそれは「再生」と「抗老化」、そして「自浄」が循環することで、より一層若々しい肌へ導くといった新たな美容概念が生まれた瞬間だった。伸びやかな明るい風土の中、研究員たちは今日も幹細胞研究と真摯に向き合いながら、沸き立つアイデアやプランを頭の中で巡らせている。若々しい肌を保つために細胞の老化を少しでも遅らせよう、あるいは衰えた細胞になんとか頑張ってもらおう、というアプローチが重宝されてきた中、メナードらしいオリジナリティと攻めのアプローチで、新たな美しさの扉をこれからも開いていきたい。

所属・役職は2023年11月時点
インタビュアー:山添 みどり(misto grafico)

研究内容 RESEARCH

2023年~2019年 
世界初の発見。
幹細胞研究は新たなステージへ
  • 2023年
    • 衰えた細胞(老化細胞)の除去が
      幹細胞による
      皮膚の再生に
      つながることを発見
  • 2022年
    • 幹細胞の増殖を抑制する因子
      INHBAを発見
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  • 2021年
    • 表皮の老化細胞の除去メカニズムを解明
  • 2020年
    • 加齢によりGREM2が皮膚で増加
      することを発見
    • 真皮の老化細胞の除去メカニズムを解明
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    • 真皮の老化細胞の除去メカニズムを解明
  • 2019年
    • 幹細胞の分化を抑制する因子GREM2を発見
2017年~2012年 
加速するメナードの幹細胞研究
  • 2016/2017年
    • 毛包内の幹細胞の居場所を特定
  • 2015年
    • 幹細胞の脱メチル化が
      シミの形成に関わることを発見
    • 表皮・真皮の幹細胞の居場所を特定
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  • 2013年
    • 幹細胞研究から首元の衰えの原因を解明
    • 名古屋大学に協同研究講座開設
  • 2012年
    • 幹細胞からメラノサイトへの分化を促進する物質
      WNT1を発見
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2009年~2003年 
「肌の起源」へ。
新たな挑戦の幕開け
  • 2009年
    • 紫外線の影響で幹細胞から
      メラニン生成力の高い
      メラノサイトに成長することを発見
    • 香りの心理効果で幹細胞が
      元気になることを発見
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    • 香りの心理効果で幹細胞が
      元気になることを発見
  • 2008年
    • 藤田保健衛生大学(現:藤田医科大学)に寄附講座開設
  • 2006年
    • 幹細胞が加齢で減少することを発見
    • 効率的に幹細胞を分離する装置
      (フローサイトメーター)を導入
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    • 効率的に幹細胞を分離する装置
      (フローサイトメーター)を導入
  • 2005年
    • 幹細胞を分離する技術を確立
  • 2003年
    • 幹細胞研究スタート
メナードの主な研究 詳しくはこちら >

幹細胞と美の関係

  • Question_01 幹細胞とは?

    幹細胞は肌を再生させる。

    「幹細胞」は、私たちの肌を構成する表皮や真皮の中に存在しています。表皮には、肌のうるおい成分を生み出す細胞があり、 真皮には肌のハリをつかさどるコラーゲンなどを生み出す細胞があります。「幹細胞」は、表皮と真皮において、これらの新しい細胞を生み出し、肌を再生させる役割を担っています。 すなわち、うるおいにあふれ、ハリのある肌を保つには、「幹細胞」による肌の再生が大切です。

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  • Question_02 幹細胞が減るとどうなる?

    老化の兆しが現れる。

    「幹細胞」は、美しい肌づくりに大きく関わっている一方で、 加齢やストレス、紫外線などの周囲の環境が影響し、減ってしまうことがわかっています。
    「幹細胞」が減少すると、うるおい成分をつくる表皮細胞(角化細胞)、コラーゲンをつくる真皮細胞(線維芽細胞)の再生が遅くなり肌が衰えてしまいます。 またメナードの研究により、細胞が衰える過程で、再生を阻害する物質を分泌していることが発見されました。「幹細胞」の減少や、再生を阻害する物質の影響で、肌の再生が遅くなり、乾燥やシワ、タルミなどの老化の兆しが現れてきます。

  • Question_03 衰えた細胞が蓄積するとどうなる?

    より老化が進んでしまう?!

    細胞が衰えていくと、最終的には肌の老化を促進する物質を多く分泌するようになります。 そのため、この物質を分泌させないようにすることが大切です。
    近年のメナードの研究から、肌には最終段階の衰えた細胞を除去する力があることがわかりました。さらに、この細胞が除去されると、幹細胞が肌の再生を始動することを突き止めたのです。

  • Question_04 若々しい肌へ導くサイクルとは?

    「再生・抗老化・自浄」の循環がカギ。

    長年のメナードの研究から、若々しい肌へ導くための「3つの機能のサイクル」がわかりました。
    3つの機能の1つ目は、幹細胞が集まる居場所をひろげ、再生を阻害する物質を抑えることで、滞りなく幹細胞を増やして新しい細胞が生み出される状態へ導く「再生」の機能。2つ目は、衰えた細胞から、老化を促進する物質が分泌されることを抑える「抗老化」の機能。そして3つ目は、最終段階の衰えた細胞を取り除き、「幹細胞」の再生を始動する力を高める「自浄」の機能。 これら「再生・抗老化・自浄」が循環することで、より一層、若々しい肌へと導くことができるのです。

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未来の美しさへ。メナードの挑戦は続きます

国内化粧品業界の幹細胞研究のパイオニアとして
歩みをとめることなく、進化を遂げてきました。
若々しく美しい肌へと導くために、何ができるか。
その答えを追い求めて、
メナードはこれからも
お一人おひとりの
幹細胞からはじまる細胞の一生を見つめて
未知なる美しさへの探求を続けていきます。

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