○未経験者でも一から丁寧に指導いたします。 ○自身をスキルアップして、可能性を広げられます 素敵な自分でいるために(^-^) 一緒に夢を叶えませんか?
※完全歩合制(フルコミッション制)
募集地域:高松市内全域
香川県高松市
城下
シロシタ
さて、体毛が退化して体の熱を効率よく排出できるようになったのですが、ここで問題が起きます。
紫外線の影響です。
私たちのご先祖様の住んでいたアフリカ大陸はほぼ赤道付近に位置していて、日中の紫外線量は日本などとは比べ物になりません。
皆さんすでにご存知のように、紫外線は体内で活性酸素を作り出し、細胞組織や遺伝子を壊して老化や皮膚がんの原因になります。これまでは体毛のメラニン色素によって紫外線から護られてきた皮膚に、体毛が退化することによって直接当たるようになりました。
そこで体毛の色素であるメラニン色素が直接皮膚で生成されるように進化していったと考えられます。
メナードの研究でメラニン色素を生み出すメラノサイト(メラニン色素生成細胞)が毛穴から生まれることが解りましたし、私たちもスキンスコープを使ったカウンセリングでシミが毛穴を中心に徐々に広がっていくことを経験的に知っていましたが、メラニン色素が元々体毛の色素だと考えれば納得のいくお話ですよね。
さて、体毛が退化して体の熱を効率よく排出できるようになったのですが、ここで問題が起きます。紫外線の影響です。私たちのご先祖様の住んでいたアフリカ大陸はほぼ赤道付近に位置していて、日中の紫外線量は日本などとは比べ物になりません。皆さんすでにご存知のように、紫外線は体内で活性酸素を作り出し、細胞組織や遺伝子を壊して老化や皮膚がんの原因になります。これまでは体毛のメラニン色素によって紫外線から護られてきた皮膚に、体毛が退化することによって直接当たるようになりました。そこで体毛の色素であるメラニン色素が直接皮膚で生成されるように進化していったと考えられます。メナードの研究でメラニン色素を生み出すメラノサイト(メラニン色素生成細胞)が毛穴から生まれることが解りましたし、私たちもスキンスコープを使ったカウンセリングでシミが毛穴を中心に徐々に広がっていくことを経験的に知っていましたが、メラニン色素が元々体毛の色素だと考えれば納得のいくお話ですよね。
2023/7/31 08:34
私たちヒトは霊長類の中で唯一体毛が退化した種です。
その理由は諸説ありますが、最も有力と思われるものに「サバンナ説」というのがあります。
今から約400万年前、私たちの祖先が住んでいたアフリカ大陸は地殻変動の影響で内陸部の乾燥が進み、豊かな森林からサバンナと言われる草原地帯に変化していきました。そのため、私たちの祖先は豊かな森林を追われ、直立二足歩行で地上を歩くようになったそうです。
アウストラロピテクス・アファレンシス(約400万年〜200万年前)
ただ、直立二足歩行は他の四足歩行動物に比べてあまり早くは走れません。そのために四足歩行の肉食獣にとって私たちの祖先は格好の獲物だったようです。そのため肉食獣の活動する夜間は避け、日中に植物の根や昆虫などを採取して食べていたそうです。
そんな人類にも転機が訪れます。サバンナの日中は気温が高く体の熱を発散することができないため動物の多くは長時間の運動ができません。そこで直立二足歩行が生きてきます。
直立二足歩行は四足歩行と比べると体重の殆どを背骨で支えるため、あまり筋力を必要としないので発熱量が少なくて済みます。
更に、効率よく熱を発散させるために体毛が細く短くなり、汗腺が発達して汗をかくことでより効率的な熱代謝を発達させます。ホモ・エレクトウス(約200万年〜80万年前)のころにはすでに体毛が薄く進化していたそうです。
こうして私たちの祖先は日中の長時間の活動が出来るようになり、他の動物を追いかけて狩りをするようになります。
私たちヒトは霊長類の中で唯一体毛が退化した種です。その理由は諸説ありますが、最も有力と思われるものに「サバンナ説」というのがあります。今から約400万年前、私たちの祖先が住んでいたアフリカ大陸は地殻変動の影響で内陸部の乾燥が進み、豊かな森林からサバンナと言われる草原地帯に変化していきました。そのため、私たちの祖先は豊かな森林を追われ、直立二足歩行で地上を歩くようになったそうです。アウストラロピテクス・アファレンシス(約400万年〜200万年前)ただ、直立二足歩行は他の四足歩行動物に比べてあまり早くは走れません。そのために四足歩行の肉食獣にとって私たちの祖先は格好の獲物だったようです。そのため肉食獣の活動する夜間は避け、日中に植物の根や昆虫などを採取して食べていたそうです。そんな人類にも転機が訪れます。サバンナの日中は気温が高く体の熱を発散することができないため動物の多くは長時間の運動ができません。そこで直立二足歩行が生きてきます。直立二足歩行は四足歩行と比べると体重の殆どを背骨で支えるため、あまり筋力を必要としないので発熱量が少なくて済みます。更に、効率よく熱を発散させるために体毛が細く短くなり、汗腺が発達して汗をかくことでより効率的な熱代謝を発達させます。ホモ・エレクトウス(約200万年〜80万年前)のころにはすでに体毛が薄く進化していたそうです。こうして私たちの祖先は日中の長時間の活動が出来るようになり、他の動物を追いかけて狩りをするようになります。
2023/6/16 15:12
最近、遺伝子研究の進歩で人の進化の過程の解明が進んでいるようです。
そのためか、人類の進化に関する書籍が数多く出版されています。
私も以前から人の進化による肌の成り立ちについて興味を抱いており、自分なりの考察を続けていました。
そんな興味本位でいくつかの書籍を読み漁っていて、今まで知らなかった新たな事実や納得した事柄を自分なりの解釈を交えて書いてみようかと思います。
はじめに、私たちヒトがチンパンジーと共通のご先祖様から分化して直立二足歩行へと進化を始めたのは約700万年前と言われています。その700万年の間でヒトとチンパンジーの遺伝子上の差異はわずかに1.23%しかないそうです。
約700万年前、私たちのご先祖様は、成人で体重約50キロ程度でチンパンジーとヒトの中間ぐらいの大きさであったといわれています。
その頃はとても温暖な環境で、緑豊かなアフリカ大陸の中央部で樹上生活を送っていたそうです。
食べるものは主に木の実や昆虫などと、身近に豊富にある様々なものを食べていたようです。
そんな楽園での生活から地上に降り立ち、全世界へと生活圏を拡大していった背景にはどのようなドラマがあったのでしょう。
最近、遺伝子研究の進歩で人の進化の過程の解明が進んでいるようです。そのためか、人類の進化に関する書籍が数多く出版されています。私も以前から人の進化による肌の成り立ちについて興味を抱いており、自分なりの考察を続けていました。そんな興味本位でいくつかの書籍を読み漁っていて、今まで知らなかった新たな事実や納得した事柄を自分なりの解釈を交えて書いてみようかと思います。はじめに、私たちヒトがチンパンジーと共通のご先祖様から分化して直立二足歩行へと進化を始めたのは約700万年前と言われています。その700万年の間でヒトとチンパンジーの遺伝子上の差異はわずかに1.23%しかないそうです。約700万年前、私たちのご先祖様は、成人で体重約50キロ程度でチンパンジーとヒトの中間ぐらいの大きさであったといわれています。その頃はとても温暖な環境で、緑豊かなアフリカ大陸の中央部で樹上生活を送っていたそうです。食べるものは主に木の実や昆虫などと、身近に豊富にある様々なものを食べていたようです。そんな楽園での生活から地上に降り立ち、全世界へと生活圏を拡大していった背景にはどのようなドラマがあったのでしょう。
2023/5/8 10:04
しばらくお休みしていましたが、肌フローラに関しては正直ネタがありません。
確かにお肌の健康に深く関わっていて、お肌のうるおいを保ってくれたり、外部からの雑菌の繁殖を抑えるなどお肌のバリア機能を高めるうえで大切なものではあります。ただ、肌フローラを維持するために特別なお手入れはあまり必要無いようです。(一部のメーカーでは表皮ブドウ球菌の優位性を高めるスキンケアブランドを出しているところはあります。)
色々調べて解ったことは、適度な洗浄と保湿に気を付けること。つまりは私たちが常日頃お勧めしているスキンケアを普通に実践していれば、肌フローラも維持できるみたいです。
しばらくお休みしていましたが、肌フローラに関しては正直ネタがありません。 確かにお肌の健康に深く関わっていて、お肌のうるおいを保ってくれたり、外部からの雑菌の繁殖を抑えるなどお肌のバリア機能を高めるうえで大切なものではあります。ただ、肌フローラを維持するために特別なお手入れはあまり必要無いようです。(一部のメーカーでは表皮ブドウ球菌の優位性を高めるスキンケアブランドを出しているところはあります。) 色々調べて解ったことは、適度な洗浄と保湿に気を付けること。つまりは私たちが常日頃お勧めしているスキンケアを普通に実践していれば、肌フローラも維持できるみたいです。
2023/2/22 10:18
ニキビについて
皮膚常在菌の関与する代表的な肌トラブルにニキビがあります。
ただ、アクネ菌などという名前からニキビの原因と考えられがちですが、アクネ菌はニキビの発生原因ではありません。
ニキビの発生原因は過剰な皮脂の分泌と毛穴周りの表皮の角化の亢進で角栓ができ、毛穴が詰まることです。
結果として毛穴に皮脂が溜まり、アクネ菌が異常繁殖して炎症を起こします。
思春期の場合は成長ホルモンの働きに体のバランスがついて行けないための異常ですので、肌が充分に成熟すれば治まります。
大人のニキビは不規則な生活習慣や日常のストレスが元で新陳代謝のバランスが崩れるためと考えられています。
医師の処方などを聞いてみると大抵の場合、症状を抑えるために抗生物質の内服薬や殺菌剤の軟膏と抗炎症剤の処方が一般的なようです。
ただこれらの場合、表皮ブドウ球菌のような保湿に関わる菌も殺してしまうので、肌の乾燥が進み皮脂の分泌が増進され毛穴が詰まりやすくなり新たな角栓ができるという悪循環に陥りやすいように思われます。
実際、皮膚科学の本にも適切な洗顔とその後の保湿が重要であると書かれているのですが、そこまでの指示を出している皮膚科医は少ないように思われます。
ニキビについて皮膚常在菌の関与する代表的な肌トラブルにニキビがあります。ただ、アクネ菌などという名前からニキビの原因と考えられがちですが、アクネ菌はニキビの発生原因ではありません。ニキビの発生原因は過剰な皮脂の分泌と毛穴周りの表皮の角化の亢進で角栓ができ、毛穴が詰まることです。結果として毛穴に皮脂が溜まり、アクネ菌が異常繁殖して炎症を起こします。思春期の場合は成長ホルモンの働きに体のバランスがついて行けないための異常ですので、肌が充分に成熟すれば治まります。大人のニキビは不規則な生活習慣や日常のストレスが元で新陳代謝のバランスが崩れるためと考えられています。医師の処方などを聞いてみると大抵の場合、症状を抑えるために抗生物質の内服薬や殺菌剤の軟膏と抗炎症剤の処方が一般的なようです。ただこれらの場合、表皮ブドウ球菌のような保湿に関わる菌も殺してしまうので、肌の乾燥が進み皮脂の分泌が増進され毛穴が詰まりやすくなり新たな角栓ができるという悪循環に陥りやすいように思われます。実際、皮膚科学の本にも適切な洗顔とその後の保湿が重要であると書かれているのですが、そこまでの指示を出している皮膚科医は少ないように思われます。
2022/10/26 09:44
肌フローラのバランスを保つには肌表面の適度なうるおいが大切になります。
私たちの肌は皮脂膜という言わば天然のクリームに覆われていることで乾燥や外的刺激から守られています。
ですが、皮脂膜は粘性があるために私たちの周りにある様々な細菌や有害物質などを吸着してしまいます。
朝夕の洗顔はこの汚れた皮脂膜を取り除き、美肌にするために必要なお手入れです。
また、洗顔後そのまま放置すると肌の乾燥が進み、特定の細菌が有利な環境になってしまいます。
ですから洗顔後はすぐに化粧水や乳液をつけることで素早く肌のうるおいを取り戻すことが大切になります。
私たちの体も肌は基本的に同じです。ただ顔とは違い、普段衣服などで覆われているため乾燥や外的刺激からは守られていることでトラブルを起こしにくい環境にあります。
そのせいなのか、清潔志向によって過剰な入浴や擦り洗いなどで必要以上に体を洗う習慣が長く根付いています。
長すぎる入浴は必要な皮脂を奪ってしまい、擦り洗いは肌の角質層を傷つけることでバリア機能を壊し、さらには必要な常在菌も殺してしまうため肌の乾燥やトラブルの原因になっています。
最近、CMなどで肌のなで洗いを目にすることが多いと思いますが、やっと洗いすぎの弊害が認知され始めたことの現れでしょう。
肌フローラのバランスを保つには肌表面の適度なうるおいが大切になります。私たちの肌は皮脂膜という言わば天然のクリームに覆われていることで乾燥や外的刺激から守られています。ですが、皮脂膜は粘性があるために私たちの周りにある様々な細菌や有害物質などを吸着してしまいます。朝夕の洗顔はこの汚れた皮脂膜を取り除き、美肌にするために必要なお手入れです。また、洗顔後そのまま放置すると肌の乾燥が進み、特定の細菌が有利な環境になってしまいます。ですから洗顔後はすぐに化粧水や乳液をつけることで素早く肌のうるおいを取り戻すことが大切になります。私たちの体も肌は基本的に同じです。ただ顔とは違い、普段衣服などで覆われているため乾燥や外的刺激からは守られていることでトラブルを起こしにくい環境にあります。そのせいなのか、清潔志向によって過剰な入浴や擦り洗いなどで必要以上に体を洗う習慣が長く根付いています。長すぎる入浴は必要な皮脂を奪ってしまい、擦り洗いは肌の角質層を傷つけることでバリア機能を壊し、さらには必要な常在菌も殺してしまうため肌の乾燥やトラブルの原因になっています。最近、CMなどで肌のなで洗いを目にすることが多いと思いますが、やっと洗いすぎの弊害が認知され始めたことの現れでしょう。
2022/9/16 09:08
肌フローラ(皮膚常在菌)は約200種類以上いるとされています。
活動内容のはっきりしていて代表的なものは以下の3種類が挙げられます。
①表皮ブドウ球菌
表皮の角層に存在していて皮脂を食べ、脂肪酸やグリセリンなどを作り出します。
表皮を弱酸性にして他の細菌類が繁殖しにくい環境を作ります。
また、グリセリンなどにより表皮の保湿力を高めてくれます。
②アクネ菌
嫌気性細菌で主に毛穴や皮脂腺に存在しています。
皮脂を食べ、脂肪酸やグリセリンを作り出し表皮ブドウ球菌同様の働きをしています。
皮脂の過剰分泌や汚れなどにより毛穴が詰まると増殖してニキビの原因になります。
③黄色ブドウ球菌
角層や毛穴に存在しています。ただ居るだけでは特に問題にはなりません。
ブドウ球菌の中では病原性が高く、乾燥などで皮膚がアルカリ性に傾くと増殖して炎症を引き起こします。
傷などができるとそこで増殖して化膿の原因になります。
このように私たちの皮膚には様々な細菌などがそれぞれバランスを取りながら存在しています。
大切なのはバランスを崩さないように肌の環境を整えることです。
肌フローラ(皮膚常在菌)は約200種類以上いるとされています。活動内容のはっきりしていて代表的なものは以下の3種類が挙げられます。①表皮ブドウ球菌 表皮の角層に存在していて皮脂を食べ、脂肪酸やグリセリンなどを作り出します。 表皮を弱酸性にして他の細菌類が繁殖しにくい環境を作ります。 また、グリセリンなどにより表皮の保湿力を高めてくれます。②アクネ菌 嫌気性細菌で主に毛穴や皮脂腺に存在しています。 皮脂を食べ、脂肪酸やグリセリンを作り出し表皮ブドウ球菌同様の働きをしています。 皮脂の過剰分泌や汚れなどにより毛穴が詰まると増殖してニキビの原因になります。③黄色ブドウ球菌 角層や毛穴に存在しています。ただ居るだけでは特に問題にはなりません。 ブドウ球菌の中では病原性が高く、乾燥などで皮膚がアルカリ性に傾くと増殖して炎症を引き起こします。 傷などができるとそこで増殖して化膿の原因になります。このように私たちの皮膚には様々な細菌などがそれぞれバランスを取りながら存在しています。大切なのはバランスを崩さないように肌の環境を整えることです。
2022/8/30 17:03
最近注目されているワードに「肌フローラ」というものがあります。
皆さんも「腸内フローラ」というワードは聴いたことがあるかと思います。
要約すると、私たちの腸の中で活動している腸内細菌群のことで、消化吸収や免疫力の手助けをしてくれている、とても大事な細菌たちのことです。
それらと同じように、私たちの肌で活動している「皮膚常在菌」のことを「肌フローラ」と言います。
最近の研究でこれらの「皮膚常在菌」が私たちの肌の健康に大きく関わっていることが分かってきています。
これから私個人が色々な資料を読んでわかったことを少しずつ書き込んでいこうかと思います。
最近注目されているワードに「肌フローラ」というものがあります。皆さんも「腸内フローラ」というワードは聴いたことがあるかと思います。要約すると、私たちの腸の中で活動している腸内細菌群のことで、消化吸収や免疫力の手助けをしてくれている、とても大事な細菌たちのことです。 それらと同じように、私たちの肌で活動している「皮膚常在菌」のことを「肌フローラ」と言います。最近の研究でこれらの「皮膚常在菌」が私たちの肌の健康に大きく関わっていることが分かってきています。 これから私個人が色々な資料を読んでわかったことを少しずつ書き込んでいこうかと思います。
2022/8/25 17:05