<季節の髪・頭皮の状況>
- 春夏
暑さによる汗や皮脂により、ベタつきや臭いの原因となります。また、強い紫外線にさらされることで髪が乾燥し、ツヤがなくなってしまいます。 - 秋冬
気温が低下し、頭皮の血流が悪くなります。そのため、頭皮が乾燥したり、髪が抜けやすくなったりするだけでなく、髪の根もとまで栄養分が充分に届きにくくなり、髪のすこやかな成長に影響を及ぼします。また、この時季は湿度も低下することから、髪・頭皮の乾燥につながります。
<ヘヤーのお手入れ方法>
シャンプー
- 予洗い
シャンプー前に、髪と頭皮全体をしっかりとしめらせます。髪の水分量にムラがあると、シャンプーが充分に泡立たず、汚れをきちんと落とせません。また、汗や皮脂が溜まりやすい頭皮の毛穴まで水分を充分に行き渡らせるようなイメージで、頭皮もしっかりぬらします。 - たっぷりの泡で洗う
◎Point①:髪は強くこすり合わせるとキューティクルが傷むので、たっぷりの泡をなじませるように。
◎Point②:頭皮は汗や皮脂などの毛穴汚れを浮かせるイメージで。爪を立てると、頭皮を傷つけてしまいます。 - すすぎは念入りに
シャンプーでしっかり洗ったつもりでも、頭皮にシャンプーが残ってしまうと、かゆみの原因になります。髪の表面のヌルつきがなくなるまで、髪の根もとに泡が残らないよう、念入りにすすぎます。 - ぬれたままで放置せず、すぐにドライ
ぬれたままの髪は水分を含んでふやけた状態になり、物理的な刺激で傷みやすくなります。また、頭皮がぬれたままだと菌が繁殖しニオイの原因になることもあります。
頭皮マッサージ方法
頭皮マッサージにより、血行を促進してうるおってつややかな髪を維持しましょう。
【マッサージ方法】
脈拍の速さに合わせてゆっくりと、心地よいと感じる力加減で、両手の指の腹でマッサージします。
頭皮をこするのではなく、指の位置を固定させ、指で頭皮を動かすようにもみほぐします。
1.額の髪の生え際を小さな円を3回描くようにマッサージします。
2.額の髪の生え際から頭頂部まで(①)、もみほぐす位置を移動しながら、1と同様に3カ所おこないます。
3.同様に耳の上から頭頂部(②)、後頭部の髪の生え際から頭頂部(③)もマッサージします。
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