回答・解説
「SPF」と「PA」は紫外線防止効果の程度を表しており、日やけ止め化粧品やファンデーションを選ぶ際の目安となります。
SPF―Sun Protection Factorの略語で、太陽の中波長紫外線「UV-B」の防止効果を表しています。
PA―Protection Grade of UVAの略語で、太陽の長波長紫外線「UV-A」の防止効果を表しています。
SPFは数値が大きくなるほどUV-Bの防止効果が高くなります。例えば、「SPF10」より「SPF30」の方がUV-Bの防止効果が高くなります。日本化粧品工業連合会では、SPF50以上は、「SPF50+」と表示するよう上限を定めています。
また、PAは「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」の4段階で表示され、「+」の数が多いほどUV-Aの防止効果が高いことを示しています。